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ポケットチーフについて
 
1.歴史
ポケットチーフは19世紀の終わり頃、礼装用に使われたのが始まりとされています。その後イギリスで、現在のスーツスタイルの原型となるラウンジスーツが登場しました。20世紀になってアメリカで、ビジネススタイルにスーツが使われるようになって世界中にそのスタイルが定着していきました。それに伴ってポケットチーフは服装のアクセントとして欠かせないものとなりました。
ポケットチーフを挿す為に、上着に胸ポケットを付けるようになったのはこの頃からだと云われています。その後、第2次大戦後はアメリカンカジュアルが流行した影響で、ポケットチーフは次第に忘れ去られて行きました。
20世紀の終わり頃から、クラシコイタリアと云われるメンズファッションのスタイルが流行して、元々クラシックなアイテムであるポケットチーフも、そのスタイルに取り入れられました。この事を機にスーツスタイルにポケットチーフを使う事が再び世界中に広まりました。
ビジネス.カジュアル共に華やかで洗練されたイメージを簡単に作る事が出来る為に、日本でもポケットチーフは徐々に普及が進んで来ました。その後さらにポケットチーフの普及に拍車がかかる大きな原因となるのが、2005年当時の小泉内閣が大々的に打ち出した”クールビズ”政策です。この“クールビズ”の浸透により、ビジネススタイルが大きく変化しました。上着は着用しても肝心なVゾーンがノーネクタイの為、服装にアクセントが無くなりカジュアルなイメージに見えてしまいがちです。この時ポケットチーフを挿すだけで、簡単にドレスアップして洗練されたビジネスのスタイルとなる事から、ポケットチーフに対する意識が高まり、現在非常に人気を集めるようになりました。
 
2.素材
麻(リネン)、綿(コットン)、絹(シルク)が有り、麻の生地の白色のチーフは最もフォーマルな素材とされています。現在は絹のポケットチーフが最も使用機会が多く、広く使われています。綿はビジネス用にスクエア型で、カジュアルにパッフドなどで使われます。
 
3.折り方と色のコーディネートの例
フォーマル用には、白色のスリーピークス、次いで白色.グレーのツーピークストライアングル等が使われます。ビジネス用には、麻、綿、絹のスクエア(TVホールド)、絹(綿)パッフド(IVYホールド)、絹のトライアングル等。ネクタイ着用時は、ネクタイと同系色の無地のポケットチーフを合わせるとスッキリとして洗練された印象を与える事が出来るでしょう。
ノーネクタイの時は、上着やシャツの色柄に合わせて同系色の無地、柄物を合わせる事で、ポケットチーフが上品なアクセントになると思います。
ポケットチーフの色柄をより強いアクセントにしたい場合は、ビジネススタイルを意識して華美にならない程度に心がけると良いでしょう。カジュアル用には、クラッシュ、パッフド、トライアングル等の折り方が有ります。上記の色合わせでスッキリとまとめる。またアクセントにカラフルな色柄を使ってオフタイムのファッションを楽しむことも出来るでしょう。
 
4.サイズ
ヨーロッパでは40cm位から45cmのサイズで、目が詰まったものが標準的なサイズとされています。
日本では一般的には25cmから35cm位までのものが多く出回っているようです。しかも目が詰まっていないものが多い為に、上着の胸ポケットの中で次第に沈んでしまって形を保つ事が難しいのが現状です。この、ポケットチーフの型崩れを防ぐためにクリップで止める。また紙製のケースに固定したり等、色んな方法が考えられました。
 
5.SANDER’S社の“SILK POCHETTE”  型崩れを防いでおしゃれな形そのままに
クラシコイタリアブームの頃、イタリアの革製品のメーカーであるSANDER’S社からシルク生地でパッフド型を作り、それを牛革に縫い付けて固定した商品が発売されました。“SILK POCHETTE”と云うネーミングで日本でも現在まで輸入されています。
この商品は世界の有名ブランドのネクタイの多くを製造するイタリアのネクタイ生地を使って、同じく伝統的なイタリアの革製品の技術によって作られた逸品です。イタリアならではのお洒落で洗練されたプリントの色柄は、オンオフ兼用で使用範囲が広いパッフドスタイルとマッチして日常的にお楽しみ頂けます。
 
6.ご使用方法
ワンタッチで上着のポケットに挿入するだけでお洒落な形を保ちます。但しSANDER’Sのポケットチーフの革の最大幅(約9cm位)のサイズは欧米の仕様のままで輸入されています。一般的に日本で販売されている上着のポケットの幅は、上部の縁の内側は8cm~8.5cmですが、縁の下はそれより1cm位広く作られています。
その為に挿入時は革の部分を下記の方法で挿し入れてください。
A.ポケットチーフを、上着のポケット上部の縁からスムーズに挿す為に斜めに入れて下さい。
または
B.上から少し前の方にタテに曲げてポケットに入れて下さい。

ポケットの上の縁の部分を潜り抜けたらポケットチーフを上着のポケットの内側で上下に動かして、シルク部分の高さを調節して下さい 
 
7.SANDER’S 社について
革製品工業が盛んなパルマで男性用の革ベルトのメーカーとして1967年創業。バッグ、革小物を中心に革やナイロン、キャンバスなどの素材を丁寧に品質重視で決して手を抜かない頑固なモノ作りの姿勢を保っているメーカーです。
社長のジョルジョ.カンナーラ氏はその誠実で仕事に対する真摯な姿勢が多くの人が信頼を寄せ、イタリア皮革製品協会AIMPESの会長、ミラノで年に2回開催される世界最大規模の皮革製品見本市の会長など多くの要職に在ります。20数年前から日本にも年4回イタリア製品の展示会に出展しています。
 
※スクエア型
ビジネススタイルに多く使われる折り方にスクエア型が有ります。元々、アメリカでテレビのニュースキャスターが使い始めて急速に広まった為に別名“TVホールド”とも言われています。日本でもテレビのキャスターを始め、出演者が当たり前のようにポケットチーフを挿しているのを見る事が多くなりました。ポケットチーフが服装の大事なアクセントであるとの認識が定着しつつあると云えるでしょう。
 
※パッフド型
別名IVYホールドとも云われ、1960年代に爆発的に流行したアイビースタイルやアメリカントラッドに好んで使われる事が多かったので、この名が有ります。ふんわりとした柔らかい、また華やかなイメージを作る事が出来るので、ポケットチーフの形の中でも最も人気が高いと云われています。
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